M&Aを買う側と買われる側で経験

37歳の独身サラリーマンです。
今まで3回転職をしてまして、都合4社程経験をしているのですが、2社目はかなり勢いのあるベンチャー企業に勤務してましてので、7年の程の在籍期間のうちにかなりの数の企業を買収してましM&Aの買う側を中間管理職としてかなり経験させてもらいました。
その際にM&Aの経営的な効果というよりは、買収する側とされる側の心理的な思いというものに対していろいろと思うところがありましたのでその辺のことを書いてみたいと思います。
最初の買収案件は私が29歳で最初にマネジャーになったときだったのですが、当時は私も若かったこともあり、買収された側の気持ちなど考えることも全く考えることもなく買収された側の社員の方ともごく普通に接していましたし、先方も普通に接してくれてましたが、やはり言葉の端々にいろいろと卑屈だなあと感じることもありました。
実際私自身は交流の無かった買収された側の人たちがどんどん退職していきました。
特に経営陣と触れ合う機会が少ない社員であればある程ドンドンやめていくという傾向があったような気がします。
その買収自体は経営的には成功だったと思うのですが、末端の社員はほとんど退職しましたし、その中にはかなり優秀な方もいたと思いましたので、人的にはもしくは失敗したのかもしれません。
ただ、その後M&A案件をかなりの数成功させてましたが、M&Aが上手になるというのも変な表現ではありますが、経営的にも、人的なことに関しても上手になっていき、中間管理職層も一般職層もこなれていきいい感じになっていきました。
なんというか、会社としての実力が上がってきたということになるのでしょうか。
その後転職して、次の会社に移籍したのですが、この移籍先が買収されたのですが、その歳には当時買収する側の立場しか経験した無かった私にはかなり貴重な経験となりました。
3社目の会社はかなり機能性のある会社ではありましたが、小さい会社でしたので買収されるというと一報はもらったときは、少し安心したことは確かではありますが、やはり、自分たちだけのものでなくなったという感じの寂しさも相当あったことは間違いなく、どうしても感情的には受け入れがたい気持ちはどうしても拭えず、というのが本当のところです。
そういう気持ちを持ってしまったのですが、良く考えると自分も買収した側だったこともあると思うと、感情的な部分も良く理解できましたし、一般社員や中間管理職が意思を持って買収を決断したわけでもないので、なんというか感情的にも納得してうまいこと交流もできました。
M&Aは経営的にもいろいろと難しいのでしょうが、社員の感情的にもいろいろと難しいということになるのかと思います。

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